当社の生産管理体制

1.作業指示書・加工カルテ
「同じ加工業者へ何度も同じ加工を依頼しているのに、品質や精度のばらつきが大きい」というご相談をお客様から伺うことがあります。
ほとんどの場合、加工方法が作業者により異なっている、作業者ごとの力量の差が大きい、品質管理に関して統一した基準が定められていない、などが原因です。
当社で製造した加工品については、実際の加工で使用した工具類やプログラム、加工時における注意点などを記録・保管し、それらの情報をすべての作業者が共有しています
また、主観的な判断や思いこみに起因する加工ミス等を防ぐため、寸法や品質(できばえ)について、複数の作業者による「Wチェック」を行っており、社外への不適合品流出を防止しています。

2.生産管理システム
「いつ、だれが、何を、どこまで」を「見える化」したシステムです。
お客様からの進捗状況に関する問い合わせなどにもすばやく対応することができます。
当社で一度でも手がけた製品であれば過去の加工実績なども検索できるため、トレーサビリティを行うためのデータベースとしても広く活用しています。
